京都市京セラ美術館開館記念展「京都の美術 250年の夢」
最初の一歩:コレクションの原点
2020年6月2日-2020年9月6日
会場[ 本館 北回廊1階 ]
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概要
開館の延期により未公開になってしまっていた「最初の一歩:コレクションの原点」の再展示を行います。
本展は3月21日(土)に開幕予定でしたが、新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のため、開幕を4月4日(土)に延期いたします。開館が4月11日(土)に伴い中止となりました。
リニューアルオープンに合わせて、「最初の一歩:コレクションの原点」を開催します。
京都市美術館のコレクションの「最初の一歩」がどのような内容であったのか、87年の歴史を遡って紹介する特別企画です。開館3年目(1935年)の春に初めて開催した「本館所蔵品陳列」に出品された、コレクションの原点となる所蔵作品47点(1926年〜1934年制作)を一挙に展示します。
その内訳は、日本画22点、洋画10点、彫刻5点、工芸10点ですが、開館記念展となった大礼記念京都美術展や第15回帝展、第21回院展の出品作から美術館が購入した作品(38点)に加えて、美術館建設を推進した大礼奉祝会や作家から寄贈された作品(9点)が含まれていました。
本展を通して、再出発する美術館のコレクションの将来への「夢」を皆様とともに描いていきたいと願っています。基本情報
京都市京セラ美術館開館記念展 京都の美術 250年の夢
当館は、1933年に「大礼記念京都美術館」の名称で開館し、87年の歴史を誇る公立美術館です。2020年春のリニューアルオープンを記念する本展では、当館の歩みを振り返るとともに、これからを展望する上で、当館のコレクションの真髄である「京都の美術」をかつてない規模で全国から集めて総合的に紹介します。
明治維新から100年前の江戸後期において綺羅星のごとく輝いていた伊藤若冲、与謝蕪村、池大雅、曾我蕭白、円山応挙、呉春、長澤芦雪。明治から昭和にかけて東京画壇に対抗して京都画壇を盛り上げた竹内栖鳳、上村松園、土田麦僊。そして戦後から現代にかけて革新的な日本画を創造した小野竹喬、福田平八郎、堂本印象。日本画の代表作家を中心として、江戸から現代にいたる同時代に活躍した工芸家や書家、明治期に登場した洋画家、彫刻家、版画家、さらには戦後の現代美術の新鋭作家を加えて、「京都の美術」の250年の歴史を彩った名作を紹介します。
※各会期の詳細は展覧会ページをご確認ください。
第1部 江戸から明治へ:近代への飛躍 第2部 明治から昭和へ:京都画壇の隆盛 第3部 戦後から現代へ:未来への挑戦- 主催:京都市京セラ美術館開館記念展「京都の美術 250年の夢」実行委員会 (京都市、朝日新聞社、京都新聞、産経新聞社、日本経済新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、NHK京都放送局、MBS、KBS京都、朝日放送テレビ、テレビ大阪、関西テレビ放送、読売テレビ)
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