どこ見る?どう見る?西洋絵画!
ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 feat.国立西洋美術館
2025年6月25日-2025年10月13日
会場[ 本館 北回廊1階 ]
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フランシスコ・デ・スルバラン《聖母子と聖ヨハネ》1658年、油彩/カンヴァス、サンディエゴ美術館 © The San Diego Museum of Art サンディエゴ美術館のコレクションを中心に、国立西洋美術館の名品とともに「西洋絵画をどのように見ると楽しめるか」という観点から、鑑賞のヒントをご提案します。
サンディエゴ美術館から出品されるジョルジョーネやサンチェス・コターンなど、世界に冠たる傑作のほとんどは日本初公開。
ルネサンスから19世紀末までの600年にわたる西洋美術の歴史をたどりながら、ひとりひとりの 「どこみる」を、ぜひ会場でお探しください。
※展示作品は、国立西洋美術館で開催する東京展とは一部異なります。フランシスコ・デ・スルバラン《聖母子と聖ヨハネ》1658年、油彩/カンヴァス、サンディエゴ美術館 © The San Diego Museum of Art 基本情報
- 会期
- 2025年6月25日(水)~10月13日(月・祝)
- 時間
- 10:00~18:00(最終入場は17:30まで)
- 会場
- 本館 北回廊1階
- 休館日
- 月曜日(ただし、祝日の場合は開館)
- 観覧料
- 一般:2,200円(2,000円)
大学生・高校生:1,400円(1,200円)
中校生・小学生:900円(700円)
※未就学児無料
※学生料金でご入場の際には学生証をご提示ください
※( )内は前売、20名以上の団体料金
※障害者手帳等ご提示の方は本人及び介護者1名無料(障害者手帳等確認できるものをご持参ください)
※価格はすべて税込み
●各種企画チケットについては、展覧会公式サイトをご確認ください。
●前売券発売日:2025年4月25日(金)10:00
美術館公式オンラインチケット、展覧会オンラインチケット(e-tix)、ARTPASS、セブンチケット
サンディエゴ美術館 The San Diego Museum of Art
カリフォルニア州の最南端に位置するサンディエゴは、スペインからの植民者によって築かれた町で、現在では同州第2の人口を擁する大都市です。サンディエゴ美術館は、地元の有力市民たちの主導のもと1926年に開館し、16世紀スペインのプラテレスコ様式を復古したその建物には、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジアなど世界各地の美術作品約32,000点が収蔵されています。中でも核となるのはヨーロッパ古典絵画のコレクションで、それらは主に1930〜40年代にかけて、パットナム姉妹※を中心とした篤志家の協力により築かれました。そのラインナップは他のアメリカの美術館同様に網羅的でありながら、同国のコレクターの好んだ初期イタリア絵画や、サンディエゴの歴史を反映したスペイン美術の優作が多いことが特徴です。
※パットナム姉妹…アンとエイミー・パットナムは発明家であった叔父及びその事業を引き継いだ従兄弟から莫大な遺産を相続し、それを基に多数のヨーロッパの古典絵画を購入、サンディエゴ美術館に寄贈しました。国立西洋美術館 The National Museum of Western Art
国立西洋美術館は、実業家松方幸次郎の収集した西洋美術コレクションの一部がフランスから日本に寄贈返還されるに伴い、東京・上野公園に1959年に設立されました。その建物(現在の本館)はル・コルビジエの設計によるもので、ユネスコ世界遺産にも登録されています。1910〜20年代にヨーロッパで収集された当初のコレクションは、印象派を中心に19世紀から20世紀初頭の絵画と彫刻に限られていましたが、1960年代末以降古典絵画の網羅的な収集が開始され、現在ではゴシックからロマン主義に至る古典絵画を含む、6,000点以上の西洋美術作品を所蔵しています。近世以降のヨーロッパ美術を俯瞰するそのコレクションは、日本国内のみならず東アジアにおいて最も充実したものとして知られています。
- 主催:サンディエゴ美術館、日本経済新聞社、テレビ大阪、京都新聞、京都市
- 後援:アメリカ大使館
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協賛:ダイキン工業、DNP大日本印刷
- 協力:日本航空
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特別協力:Manifesto Expo
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音声ガイド
本展の音声ガイドナビゲーターは海を越えてアジアでもご活躍中のディーン・フジオカさんです。サンディエゴ美術館が位置するアメリカ・西海岸への留学経験もあるディーンさん。東アジアを代表する国立西洋美術館のコレクションと西海岸の人々のアメリカン・ドリームを背負ったサンディエゴ美術館の魅力を、深みのある優しい声でお届けします。
音声ガイド貸出料金:650円(税込)
音声ガイド付き前売チケット:2,600円(税込)
※詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。
ディーン・フジオカ
福島県生まれ。2004年に香港でモデルの活動をスタート。
映画「八月の物語」(05)の主演に抜擢され、俳優デビュー。
2006年に台北へ拠点を移しドラマ・映画・TVCFに出演。
2009年には音楽制作の拠点をジャカルタに置き、2011年から日本での活動も開始。
2015年以降は東京を拠点に、アジアの縦軸で活動中。
「わたしのどこみるノート」
本展鑑賞中、気になった作品をメモできるオリジナルノート。
ぜひあなただけの「ここを見る!」ポイントをお探しください。
「わたしのどこみるノート」 付き前売チケット:2,500円(税込)
※詳細は展覧会公式サイトをご確認ください。
※東京会場のみ出品作の掲載もございます。ノートの「京都会場」マークを参考にご観覧ください。
※数量限定、無くなり次第終了