「村上隆 もののけ 京都」関連プログラム
村上隆――21世紀の奇想の系譜
2024年6月8日
会場[ 講演室(本館地下1階) ]
開催中の大規模個展「村上隆 もののけ 京都」。作家・村上隆が師と仰ぐ美術史家・辻惟雄氏の著書『奇想の系譜』は、江戸時代の京都で活躍した多くの画家を紹介し、村上に大きなインスピレーションを与えました。展覧会場では、「奇想の画家」の後継者とも言える村上隆による大作《雲竜赤変図》や《洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip》が来場者の注目を集めています。
本プログラムでは、辻惟雄氏の偉大な業績を受け継ぎ、縄文時代から現代まで幅広く日本美術を論じる美術史家の山下裕二氏を迎え、辻氏の功績や、江戸時代から現代の村上隆に続く『奇想の系譜』を語っていただきます。
登壇:山下裕二(美術史家)
進行:高橋信也(京都市京セラ美術館)
定員:100名(事前予約制/先着順)
展覧会の詳細はこちら
基本情報
- 日時
- 2024年6月8日(土)
- 時間
- 14:00~16:00(13:30受付・開場)
- 会場
- 講演室(本館地下1階)
- 料金
- 無料(ただし、当日有効の「村上隆 もののけ 京都」観覧券が必要です。観覧前、観覧後を問いません)
- 予約フォーム:https://www.e-tix.jp/kyotocity-kyocera-museum/murakami_event.html#murakami_240608
*5月15日(水)10:00より予約受付を開始します。
山下裕二(美術史家) Yamashita Yuuji
1958年広島県呉市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院修了。明治学院大学文学部芸術学科教授。雪舟をはじめとする室町水墨画の研究を起点として、縄文から現代まで幅広く日本美術史のアップデートを試みている。
近年監修した展覧会として、「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」、「コレクター・福富太郎の眼」、近著に『商業美術家の逆襲 もうひとつの日本美術史』(NHK 出版新書)などがある。