CELEBRATING 90TH
京都市美術館90周年記念祭

2023年11月11日-2023年11月12日

会場[ 全館 ]

2023年11月、京都市美術館は開館から90周年を迎えます。

 

関西の財界や美術界、市民の皆さまからの寄付により、1933年11月に「大礼記念京都美術館」として開館した当館は、2020年に「京都市京セラ美術館」の通称を得てリニューアルオープンし、現在に至るまで、芸術を通じた市民の交流の場であり、国内外の優れた作品との出会いの場であり続けています。

 

そして、これからも多くの年月を皆さまとともに歩み、より一層愛される美術館となることを目指して活動を続けてまいります。90周年を記念して、これまで当館の活動を支えてくださった皆さまに感謝を込めて、講演、食、音楽、ライトアップ、建築、展覧会など、さまざまな形で美術館を楽しんでいただくための2日間にわたるスペシャルイベントを開催いたします。

基本情報

日時
2023 年11月11日(土)〜11月12日(日)10:00〜20:00
会場
全館

プログラム

【90周年を祝う Celebrating 90th】

オープニングセレモニー

撮影:来田猛

鏡開きを実施します。「京都酵母」を使った日本酒のふるまい酒をご用意しますので、奮ってご参加ください。
日時:11月11日(土)13:00~(当日12:45よりふるまい酒引換券配布)
会場:京セラスクエア *雨天時は西広間(本館1階)
料金:無料(限定100名)
〈主催者〉門川大作(京都市長)、白波瀬誠(京都市京セラ美術館メンバーシップ会長)
〈来賓〉西村義直(京都市会議長)、平山よしかず(京都市会副議長)、澤邉吉信(岡崎自治連合会会長)

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撮影:来田猛

基調講演・記念対談

(左)青木淳 Photo: Maetani Kai
(中)妹島和世 Photo: Aiko Suzuki
(右)鷲田めるろ Photo:小山田 邦哉

第1部では美術館の90年の歴史を館長の青木淳が写真とともに解説する基調講演、第2部ではゲストに妹島和世氏をお招きし青木淳と対談します。鷲田めるろ氏のファシリテーションのもと、美術館の未来に向けて語り合います。

第1部 基調講演「京都市美術館の90年」
登壇:青木淳(京都市京セラ美術館館長、東京藝術大学教授)

第2部 記念対談「美術館の過去・現在・未来」
登壇:妹島和世(東京都庭園美術館館長、ミラノ工科大学教授)、青木淳
ファシリテーター:鷲田めるろ(十和田市現代美術館館長、東京藝術大学准教授)

日時:11月12日(日)15:00~17:00
会場:中央ホール(本館1階)
料金:無料
定員:100名(事前申込/先着順)*定員に達したため、受付終了

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(左)青木淳 Photo: Maetani Kai
(中)妹島和世 Photo: Aiko Suzuki
(右)鷲田めるろ Photo:小山田 邦哉

特別展示「京都市美術館90年の歩み」

大礼記念京都美術館設計競技
前田健二郎案 透視図

美術館の建築コンペや建築過程の紹介など、90年前の美術館設立に至る経緯を貴重な資料(大礼奉祝会紀要、建築図面等を予定)とともに紹介するほか、開館後の美術館の 90年の歩みについて、当時の展覧会やコレクションの蓄積を中心に紹介します。開館当時の意匠を残す本館2階西広間の建築と併せてお楽しみください。

日時:10月17日(火)~11月12日(日)10:00~18:00(11/11は20:00まで)
会場:西広間(本館2階)
料金:無料

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大礼記念京都美術館設計競技
前田健二郎案 透視図

【食と音楽と光を楽しむ】

Food Marche(フード マルシェ)

旧正面玄関を開放し、この日だけの特別なフードマルシェを営業します。美術館が好きな方も、初めて来る方も、おいしいフードやお酒、こだわりのコーヒーとともに秋の美術館散策をお楽しみください。

日時:11月11日(土)~11月12日(日)11:30~19:30
会場:旧正面玄関付近、西広間(本館1階)
料金:有料(各店舗により異なる)
出店:HIGUMA Doughnuts、Salsiccia!DELI、ethelvine、ENFUSE、suba.kyoto、金谷正廣(11 日のみ)、slō(12 日のみ)

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音楽|チンドン・バンド「ジンタらムータ」

圧倒的な祝祭感や実験性で独自の無国籍音楽を展開するジャンル横断的チンドン楽団「ジンタらムータ」が 90周年の祝祭を演出します。

日時:11月11日(土)12:45〜/15:00〜/17:00〜/19:00〜
  11月12日(日)11:30〜/13:30〜
会場:本館(美術館内外、京セラスクエア等を練り歩きます)
※11/11(土) 19:00の回のみ、旧正面玄関ロビー階段下にてセッション(19:30までを予定)
料金:無料
出演:ジンタらムータ

ジンタらムータ
メンバー:大熊ワタル[クラリネット]、こぐれみわぞう[チンドン太鼓、歌]、川口義之[サックス]、関島種彦[バイオリン、マンドリン]、サルディ佐藤比奈子[アコーディオン]、木村仁哉[テューバ]、ふーちん[パーカッション]

特別ライトアップ

京都を拠点に、歴史的建築や景観と連動した環境演出で知られる光のアーティスト髙橋匡太氏による、2日間限りの特別ライトアップを実施します。

日時:11月11日(土)~11月12日(日)日没~20:00
会場:本館 正面
料金:無料
アーティスト:髙橋匡太

【展覧会を楽しむ】

無料開放&夜間延長開館

野村仁 《Tardiology》 1968年 京都市美術館蔵 *秋期展示

コレクションルーム秋期 特集「Tardiologyへの道程」
90周年記念祭の2日間のみコレクションルームを無料開放!
また、11日(土)は20:00まで延長開館します。(最終入場は19:30まで)

野村仁 《Tardiology》 1968年 京都市美術館蔵 *秋期展示

夜間延長開館

竹内栖鳳《虎・獅子図》(左隻)1901年 三重県立美術館蔵 ※後期展示

下記の展覧会を11日(土)は20:00まで延長開館します。
(最終入場は19:30まで。ザ・トライアングルは20:00まで入退場自由)

京都市美術館開館90周年記念展 竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー

ザ・トライアングル「山本雄教:仮想の換金(priceless museum)」

井田幸昌展 Panta Rhei|パンタ・レイ―世界が存在する限り

MUCA 展 ICONS of Urban Art~バンクシーからカウズまで~

第50回記念創画展
会場:本館北回廊2階
料金:一般800円(20名以上で600 円/人)、大学生以下無料
主催:一般社団法人創画会

竹内栖鳳《虎・獅子図》(左隻)1901年 三重県立美術館蔵 ※後期展示

【建築を楽しむ】

再発見!美術館たてものツアー

当館事業企画推進ディレクター・前田尚武が担当する京都産業大学文化学部京都文化学科のゼミ生によるガイドツアーを開催。歴史あるたてものを再発見できる特別なひとときをお楽しみください。

日時:11月11日(土)①10:30~12:00 ②13:30~15:00 ③15:30~17:00
   11月12日(日)④13:30~15:00
ツアーガイド:京都産業大学文化学部京都文化学科前田尚武ゼミ生
お申込先:「京都モダン建築祭」ウェブサイト

モダン建築に泊まろう

美術館開館以来初のキャンプ開催を THE NORTH FACE のテントで! 秋の夜長に一夜限りの美術館を楽しむプレミアムなお泊まり体験。THE NORTH FACEを代表するテント、バックミンスター・フラー監修《2-METER DOME》の鑑賞・解説から夜のコレクションルームツアーやワークショップまで、親子で楽しむ夜の美術館は一生の思い出に。
※リクエストにお応えして大人枠を追加しました!

日時:11月10日(金)19:30~11月11日(土)9:00(予定)
会場:中央ホール(本館1階)
対象:小・中・高生とその保護者
  18歳以上
定員:10組(1組4名まで/要事前申込)
料金:1組(1テント)48,000 円(消費税込)
*シュラフ・軽夜食・朝食・フラーテントを紙で作るワークショップ・夜の美術館ツアー費・保険料等込
お申込先:「京都モダン建築祭」ウェブサイト

※最終締切:10月25日(水)
※先着順。定員に達し次第、申込受付を終了します。

特別公開「貴賓室」

本館正面2階に位置する貴賓室は、1933年(昭和8年)創建当初の姿を今に残す特別な空間です。装飾掘り込みのある木製建具や照明器具は創建当初のまま美装を施し保存しています。開館90周年を記念して、通常非公開の貴賓室を2日間に限り特別公開します。

京都市京セラ美術館オリジナルグッズ第二弾を9月末から順次発売予定!

特徴的な美術館の外観と人気のステンドグラスをモチーフにした普段使いしやすいデザインで登場!
お土産としてはもちろん、プレゼントにもおすすめです!

トートバッグ 2,200円/マグカップ 1,980円
しおり 935円 * ブラックとゴールドの 2種/マグネット 660円

※内容は予告なく変更になる場合があります。
※雨天決行です。
※記載されている価格は全て税込です。

京都市美術館のこれまでの90年の歩み 京都市美術館リニューアル事業記録映像

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