日中国交正常化50周年記念
兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~
2022年3月25日-2022年5月22日
会場[ 本館 北回廊2階 ]
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1974年に中国の畑で井戸を掘っていた農民が偶然みつけた兵馬俑(へいばよう)。2000年以上前につくられた実物大の兵士や馬の陶器が大量に出土し、世界を驚かせました。その数は約8000体と推計されていますが、いまも調査は続いています。
日中国交正常化から50年となる2022年、死後の皇帝を守り続けてきた兵馬俑が来日、古代中国の歴史に焦点をあてます。
紀元前221年に中国史上初めて統一王朝を打ち立てた秦(しん)の始皇帝(しこうてい)。その後、劉邦(りゅうほう)が創始した漢(かん)王朝は中国古代における黄金時代の一つです。本展では、秦漢両王朝の中心地域である関中(かんちゅう)(現在の陝西(せんせい)省の出土品を中心に、日本初出の一級文物(ぶんぶつ)(最高級の貴重文物を指す中国独自の区分)を含めた約200点をダイナミックに展示。戦国時代の極小の騎馬俑が、始皇帝陵では等身大の兵馬俑となり、また漢代皇帝陵では小さな兵馬俑に変化した歴史の不思議を実際の遺物で観察することができます。また始皇帝陵や漢の皇帝陵と、エジプトのピラミッドとの類似性に注目し、衛星画像から東西の古代の陵墓の謎も探求。新たな視点も加えた興味深い展覧会となっています。
始皇帝陵のある陝西省西安市は、京都市の姉妹都市です。
基本情報
- 会期
- 2022年3月25日(金)~5月22日(日)
- 時間
- 10:00〜18:00 ※ 入場は閉館の30分前まで
- 会場
- 本館 北回廊2階
- 休館日
- 月曜日(ただし5月2日(月)は開館)
※祝日の場合は開館 - お問い合わせ
- 「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」公式サイト
https://heibayou2022-23.jp/
- 観覧料
- 一般:2,000円(1,800円)
大学・高校生:1,500円(1,300円)
小・中学生:900円(700円)
*全て税込
*未就学児無料
*( )内は前売、20名以上の団体料金
*障害者手帳等をご提示の方は本人及び介護者1名無料。確認できるものをご持参ください。
*京都市京セラ美術館メンバーシップの会員の方は、チケットカウンターにてメンバーズカードの提示により団体料金の半額。(2回目以降は正規料金)
*前売券の販売:3月1日(火) 10:00~3月24日(木) 23:59
●プレイガイド
兵馬俑展公式オンラインチケット
チケットぴあ Pコード:993-521
ローソンチケット Lコード:56900
イープラス
セブンチケット セブンコード:093-697
CNプレイガイド
産経iD
京都新聞文化センター
チケットポートなんば店
京都市京セラ美術館ミュージアムショップ
美術館公式オンラインチケット
前売券発売日:3月1日(火)より
●相互割引
どちらかの展覧会半券またはQRコードご提示で片方の展覧会チケットを100円引きでご購入いただけます。
※同時購入の場合は後で見る展覧会が100円引き
※オンラインでの同時購入は適用外
※京都市京セラ美術館で開催する展示の半券に限る
対象展覧会:「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」「ポンペイ展」
●コレクションルーム観覧割引
「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」の有料観覧券をお持ちの方は、「2022春期コレクションルーム」の観覧料が100円引きになります。
(いずれも当日分に限ります)
- 主催:京都市、産経新聞社、関西テレビ放送、京都新聞、陝西省文物局、陝西歴史博物館(陝西省文物交流中心)、秦始皇帝陵博物院
- 後援:外務省、中国大使館、公益社団法人日本中国友好協会
- 協賛:DNP大日本印刷
- 協力:一般財団法人日本中国文化交流協会、東海大学情報技術センター
- 監修:鶴間和幸(学習院大学名誉教授)
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日中国交正常化50周年の2022年、古代中国の知られざる秘密が明かされる
1972年の日中国交正常化から50年を記念し、中国史上初めて統一帝国を打ち立てた秦の始皇帝の陵墓などから出土した兵馬俑が来日します。日本初出の一級文物(最高級の貴重文物を指す中国独自の区分)を含めた約200点をダイナミックに展示します。
俑の時代変遷
紀元前221年に中国を統一した秦は15年で滅亡し、その後、劉邦が漢を築きます。本展では秦漢両帝国の中心地域である関中(現在の陝西省)の出土品を中心に、戦国時代の極小の騎馬俑が、始皇帝陵では等身大の兵馬俑となり、漢代皇帝陵では再び小さな兵馬俑に変化した歴史の不思議を実際の遺物で観察することができます。
圧巻の兵馬俑群
秦始皇帝陵の兵馬俑は、一人の皇帝を守るために、約8000体も地下に並べられていました。本展ではいままでに11体しか発見されていない将軍俑のうち、日本初公開となる一体を展示。高さ196センチもの大きさで、生前、始皇帝に仕えた人物の生き生きした姿を見ることができます。さらに、武士俑、騎兵俑など計36体の兵馬俑に加え、レプリカの銅車馬や兵馬俑の隊列展示、ヒツジやブタなどの動物俑、青銅器、金印など多彩な遺物から古代中国文明を紹介します。
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