特別展「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」
関連プログラム

ギャラリートーク

2023年4月16日

会場[ 新館 東山キューブ

京都市京セラ美術館 特別展「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」展示風景 撮影:来田猛

「跳躍するつくり手たち」の参加作家および監修者・川上典李子氏とともに会場を巡りながら、制作の背景や作品についてお話を伺います。

 

スピーカー:
井上隆夫、GO ON / 八木隆裕・辻 徹・小菅達之、長谷川 絢(本展参加作家)
川上典李子(本展監修者)

 

展覧会の詳細はこちら

京都市京セラ美術館 特別展「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」展示風景 撮影:来田猛

基本情報

日時
2023年4月16日(日)15:00−16:00
*14:50に新館東山キューブ ロビーにお集まりください。
*トーク終了後、16:30まで上記の参加作家が展示室に在室予定です。展示中の作品等に関して質問にお答えします。
会場
新館 東山キューブ
料金
無料(ただし、当日有効な本展観覧券が必要です)
*トークの前に本展をご覧になった方も、当日有効の観覧券を持参いただければご参加いただけます。
*観覧料金についてはこちら
定員:10名程度(予約不要・先着順)

井上隆夫(いのうえ・たかお) Inoue Takao

井上隆夫(いのうえ・たかお)

アーティスト。1970年生まれ、福岡県育ち。1990年代からシネマトグラファーとして活動。幼い頃より、鏡の奥に見える世界が穴の開いた映像のように感じていたことから、可視化された世界とは別の存在をそのままに表現できる方法を模索。2004年、花が咲く時期を綿密に調べて各地でタンポポを採取し、アクリルへと封入する作品制作を始める。既存の価値観や体制の管理外にあるものへと目を向け、作家活動を続けている。展覧会「Japonismes 2020 by wamono art - Contemporary Interpretation of Japonismes」(HART Hall、香港)参加。

井上隆夫(いのうえ・たかお)

長谷川 絢(はせがわ・けい) Hasegawa Kei

長谷川 絢(はせがわ・けい)

1986年神奈川県生まれ。美術家。2009年、京都伝統工芸大学校高度専門課程(竹工芸・編組)修了。卒業後、ベネズエラにて竹の加工技術指導を2年間行なう。2014年から大分県を拠点に制作。2017年、「第22回全国竹芸展」最優秀賞など、受賞多数。2018–19年、「ジャポニスムの150年」展 (パリ装飾美術館)、2016 年、「竹のかたちⅧ 温故知新Ⅱ」(大分県立美術館)など、多数の展覧会に出展。

長谷川 絢(はせがわ・けい)

八木隆裕(やぎ・たかひろ)/GO ONメンバー Yagi Takahiro

1974年京都府生まれ。1875(明治8)年創業金属製茶筒の老舗「開化堂」六代目。2000年より、父・八木聖二に師事し、茶筒職人となる。2017 年より株式会社開化堂代表取締役社長。新商品開発やグローバル展開を積極的に行なう一方、2012年、京都の伝統工芸を担う同世代後継者とクリエイティブ・ユニット「GO ON」を結成。京都精華大学伝統産業イノベーションセンター特別共同研究員。展覧会に、2022年「開化堂と中川木工芸のものづくり」(ジャパン・ハウス ロンドン)ほか。

辻 徹(つじ・とおる)/GO ONメンバー Tsuji Toru

金網職人、株式会社金網つじ代表取締役社長
1981年京都府生まれ。父・辻 賢一に師事し金網職人となる。2020年に株式会社金網つじ 代表取締役社長に就任。

小菅達之(こすが・たつゆき)/GO ONメンバー Kosuga Tatsuyuki

株式会社公長齋小菅代表取締役社長。
1981年京都府生まれ。関西大学卒業後、商社勤務を経て2005年に株式会社公長齋小菅入社、2021年に同社代表取締役社長に就任。

GO ONについて

GO ONについて

2012年、京都を拠点に、伝統工芸の同世代後継者が結成したクリエイティブ・ユニット。多分野との結節点を拡げ、伝統工芸の未来への可能性を探るプロジェクトを国内外で展開し、高い評価を得ている。2017年ミラノサローネにて発表したGO ON × Panasonic Design「Electronics Meets Crafts:」は、Milano Design Award 2017 Best Storytelling賞を受賞。
メンバーは、以下の通り。
細尾真孝(株式会社細尾代表取締役社長、MIT メディアラボディレクターズフェロー)
八木隆裕(株式会社開化堂代表取締役社長)
中川周士(中川木工芸比良工房主宰)
松林豊斎(朝日焼十六世窯元)
辻 徹(金網職人、株式会社金網つじ代表取締役社長)
小菅達之(株式会社公長齋小菅代表取締役社長)

GO ONについて

川上典李⼦(かわかみ・のりこ) Kawakami Noriko

川上典李⼦(かわかみ・のりこ)

デザイン誌「AXIS」編集室を経て1994年に独立、ジャーナリストとして活動を続け、2007年から21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクターとして展覧会企画にも関わる。同館以外では「現代日本のデザイン100選」(国際交流基金主催)共同キュレーター、パリ装飾美術館「Japon-Japonismes, Objets inspirés, 1867–2018」(2018年)共同キュレーター、「London Design Biennale 2016」日本公式展示キュレトリアル・アドバイザー等を務める。武蔵野美術⼤学客員教授、多摩美術⼤学理事。

川上典李⼦(かわかみ・のりこ)

#京都市京セラ美術館#kyotocitykyoceramuseumofart