ぽよよんDAYS<br>「妄想鑑賞レッスン」と<br>「ラーニング・ツール体験会」

ぽよよんDAYS
「妄想鑑賞レッスン」と
「ラーニング・ツール体験会」

大人もこどもも学べる2日間の特別企画

2023年1月14日-2023年1月15日

会場[ 談話室(本館2階) ]

京都市京セラ美術館の「談話室」(本館2階のラウンジ)は、当館のラーニング・プログラムの活動拠点です。談話室には美術館をより楽しんでいただくため、ワークシートや映像などのラーニング・ツールが常設されています。「ぽよよんDAYS」は、これらのラーニング・ツールを活用しながら、作品鑑賞について考える「妄想鑑賞レッスン」や、ラーニング・ツールを手にコレクションルームへ探検しに行く「ラーニング・ツール体験会」などのプログラムを実施し、子どもを中心とした一般来館者と美術教育関係者などが交流し、学び合える場を創ります。当日、会場では、英語版のワークシートや手話通訳も用意しますので、留学生や聴覚に障害のある方など、どなたでも参加いただけます。

 

 

■ラーニング・ツール体験会

1月14日(土)10:30〜12:00、14:30〜16:00

 

■妄想鑑賞レッスン

1月15日(日)10:30〜11:30、14:30〜15:30

 

資料や映像の展示

1月14日(土)〜22日(日)10:00〜18:00

 

 

参加無料/予約不要/入退場自由/定員なし

 

※参加者多数の場合は入場を制限する場合があります。

※プログラム内でコレクションルームに入場を希望される際には、観覧料が必要になります。小学生未満は無料。小学生・中学生・高校生・高等専門学校生は、京都市内在住又は通学に限り無料です。

 

※今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、内容を変更する場合があります。

 

_____

プログラム内容

 

「ラーニング・ツール体験会」

ラーニング・ツールの使い方を学び、参加者各自が使いたいものを選びます。ワークシートを持って美術館内を探検したり、コレクションルームで好きな作品を探したりと、参加者それぞれの関心に合わせたプログラムを提案します。 

 

ファシリテーター:樋口健介(京都芸術大学こども芸術学科専任講師)、京都芸術大学こども芸術学科の学生、富塚絵美(京都市京セラ美術館ラーニング・キュレーター)、藤田龍平(京都市京セラ美術館ラーニング・スタッフ)

 

対象:未就学児から小・中・高校生。ろう者・盲者の方など、どなたでも参加できます。

 

ご家族(親子など)で参加される場合、お子さまのラーニング・ツール体験会は、京都市立芸術大学や京都芸術大学(こども芸術学科)の学生スタッフが、お子さまを引率します。その間、保護者の方は談話室で資料や映像をご覧になったり、館内の散策などをされたりすることを推奨しています。

 

「妄想鑑賞レッスン」

談話室にて、ラーニング・ツール「妄想まっしろ絵画」を使ったデモンストレーションを交え、展覧会鑑賞のヒントや展示室内での過ごし方などについて楽しく学び合います。

 

講師:飯田真人(京都市立芸術大学教授)

 

対象:どなたでも参加できます。美術鑑賞や美術館の楽しみ方に自信がない方はぜひご参加ください。

 

基本情報

日時
2023年1月14日(土)〜1月15日(日)
会場
談話室(本館2階)
料金
無料(但し、プログラム内でコレクションルームに入場を希望される際には、観覧料が必要になります。小学生未満は無料。小学生・中学生・高校生・高等専門学校生は、京都市内在住又は通学の方に限り無料です。)
定員:なし/予約不要(参加者多数の場合は入場制限する場合があります)

プロフィール

飯田真人 Iida Masato

飯田真人

1967年京都市生まれ。京都市立芸術大学美術学部教授。専門は美術教育。1992年京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。京都府立高等学校、桃山学院教育大学等を経て2019年より現職。
1989年より個展等を開催するなど造形活動を行なっている。

飯田真人

樋口健介 Higuchi Kensuke

樋口健介

京都芸術大学こども芸術学科専任講師。2012 年から天童アートロードプロジェクト(山形県天童市)の企画、運営に関わる。住民参加型の展覧会である「てんてん展」(天童市美術館)の開催や地域と連携したワークショップを行う。また、多様な人が気軽に参加できる造形ワークショップを児童館や放課後等デイサービス、福祉施設などで行っている。スタジオぐるり(京都市左京区)では、企業から集めた廃材を活用したワークショップの開発を行う。絵を描くことにも取り組んでいる。

樋口健介

富塚絵美 Tomizuka Emi

富塚絵美
photo by Ayaka Umeda

京都市京セラ美術館ラーニング・キュレーター。東京藝術大学大学院芸術環境創造科卒業後、東京・谷中にてアーティストやアートマネージャー、研究者たちと共に文化創造拠点を創るプロジェクトを開始。「アート」がしたいかどうかもわからず「アート」の付近で漂う“芸術っ子”たちに焦点を当てたイベント《谷中妄想ツァー!!》を契機に、他者との出会いを愉しむイベントを作るアーティスト/演出家として活動。現在は東京藝術大学の教員として“芸術っ子”たちのキャリア支援を行なっている。

富塚絵美
photo by Ayaka Umeda

藤田龍平 Fujita Ryuhei

藤田龍平
photo by Ayaka Umeda

京都市京セラ美術館ラーニング・スタッフ。アーティスト。美術館を「遊び場」のようにして育つ。各地でパフォーマンスや作品制作を行い、音楽家や舞踊家の舞台美術も手がけるほか、京都を活動拠点に「美術を楽しむ研究所」の設立を構想中。当館リニューアル開館当初より、作品鑑賞がより楽しくなるツールの開発や様々なプログラムを企画している。

藤田龍平
photo by Ayaka Umeda

協力:京都芸術教育コンソーシアム(Art-e 京都)

協力:社会福祉法人 京都聴覚言語障害者福祉協会

________________________________________________________________________

関連プログラム

京都芸術教育コンソーシアム(Art-e 京都)主催 京都芸術教育フォーラム

京都芸術教育コンソーシアム(Art-e 京都)の主催により、第11回目となる、京都芸術教育フォーラムを開催します。今回は、ゲストスピーカーとして、ルーブル美術館のピラミッド内での彫刻作品の特別展示でも知られ、京都を拠点に他ジャンルのクリエイターとのコラボレーションを展開するなど世界を舞台に活躍する彫刻家 名和 晃平氏と人工関節や再生医療の研究開発の中でアート視点の重要性を発見し考察・啓蒙する医学者 富田 直秀氏をお招きします。

日時 : 令和5年1月18日(水曜日)午後6時30分~午後8時30分
会場 : 京都市京セラ美術館 講演室
定員 : 80名(参加無料。事前申込制、先着順。)

詳細はこちら

#京都市京セラ美術館#kyotocitykyoceramuseumofart