京都市京セラ美術館開館1周年記念展「モダン建築の京都」関連プログラム

講演会&ディスカッション「モダン建築の京都にみる日本の近代」

2021年9月25日

会場[ 講演室 (本館地下1階) ]

京都市京セラ美術館開館1周年記念展「モダン建築の京都」(2021年9月25日〜12月26日)の開幕にあたり、本展監修者の石田潤一郎氏(京都工芸繊維大学名誉教授)による講演とゲストを招いてのディスカッションを行います。

また、オンラインライブ配信もいたします。当館YouTubeチャンネルより無料でご視聴いただけます。

※通信環境の不具合により、映像に乱れが生じたり映像配信が止まる可能性があります。あらかじめご了承ください。

※今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、内容を変更する場合があります。

 

 

【第一部 基調講演】 (40分)

京都は、西本願寺の大谷光瑞の影響を受けた伊東忠太、関西建築界の父と言われる武田五一からミッションスクールの学舎などを手掛けたW. M. ヴォーリズまで、日本を代表する建築家の名作が残る近代建築の宝庫です。プログラムの第一部の基調講演では、長年にわたり京都を中心に近代建築の保存と研究に携わられた本展監修者の石田潤一郎氏が、京都のモダン建築について解説します。日本の近現代建築史から京都のモダン建築を読み解きながら、京都のモダン建築の特徴を浮き彫りにする講演は、本展を楽しむ恰好の入口となることでしょう。

 

講師:石田潤一郎(京都工芸繊維大学名誉教授)

「京都におけるモダン建築の系譜:7つのセクションを巡って」

 

 

-休憩(10分)-

 

【第二部 レクチャー&ディスカッション】(90分)

第二部の前半では、近代建築や建築家をテーマとした著作も多い直木賞作家の門井慶喜氏と、長年に渡り京都の近代建築や都市史を研究されてきた本展アドバイザーの中川理氏に、それぞれの視点からご講演いただきます。

後半のディスカッションでは、当館館長で建築家の青木淳が聞き手となり、両氏の視点を軸に明治から昭和にかけてのモダン建築、そして京都という都市の魅力について、近代化の過程や国家的プロジェクトなどにも触れながら語り合います。

 

レクチャー1:門井慶喜(小説家)

「江戸の京都、明治の京都」

 

レクチャー2:中川理(京都工芸繊維大学名誉教授)

「モダン都市・京都はどのように生まれたか」

 

ディスカッション:

モデレーター:青木淳(京都市京セラ美術館館長)

 

司会:前田尚武(京都市京セラ美術館 本展企画者)

 

展覧会の詳細はこちら

 

▼オンライン配信

▼京都市京セラ美術館公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/kyotocitykyoceramuseum/

 

 

基本情報

日時
2021年9月25日(土)
時間
14:00-16:20(13:30開場)
会場
講演室 (本館地下1階)
料金
無料(ただし、「モダン建築の京都」展の当日観覧券が必要です。)
定員:50名*(要予約・先着順)*メンバーシップ枠を含みます。

予約方法:以下予約サイトよりお申し込みください。
予約開始日時:8月9日(月)10時
<予約サイト>
https://www.e-tix.jp/kyotocity-kyocera-museum/210925.html

登壇者プロフィール

石田潤一郎 Ishida Junichiro

武庫川女子大学建築学部教授。1952年鹿児島市生まれ。1976年京都大学建築学科卒業。1981年同大学大学院博士課程修了。工学博士。滋賀県立大学助教授を経て、2001年より2018年まで京都工芸繊維大学教授。現在、専攻は日本近代建築史。著書に『日本の建築[明治大正昭和]7 ブルジョワジーの装飾』(三省堂、1980年)、『屋根のはなし』(鹿島出版会、1990年)、『都道府県庁舎 その建築史的考察』(思文閣出版 1993年)、『関西の近代建築 ウォートルスから村野藤吾まで』(中央公論美術出版、1996年)、『関西のモダニズム建築 1920年代~60年代』(監修、淡交社、2014年)など。建築史学会賞、日本建築学会賞(論文)などを受賞。

門井慶喜 Kadoi Yoshinobu

小説家。2003年『キッドナッパーズ』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。2006年に『天才たちの値段』で単行本デビュー。『東京帝大叡古教授』(小学館、2015年)、『新選組颯爽録』(光文社、2015年/ 光文社文庫、2018年)、『家康、江戸を建てる』(祥伝社、2016年/祥伝社文庫、2018年)など著書多数。2016年『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。2018年『銀河鉄道の父』で直木賞受賞。また、『日本の夢の洋館』(エクスナレッジ、2019年)、『ぼくらの近代建築デラックス!』(共著、文藝春秋、2015年)、『誰かに教えたくなるレトロ建築』(共著、潮出版社、2020年)など建築にまつわるものも多い。

中川理 Nakagawa Osamu

京都工芸繊維大学名誉教授。1955年神奈川県横浜市生まれ。1980年京都大学工学部建築学科卒業。1988年同大学院工学研究科博士課程修了、工学博士。1992年京都工芸繊維大学助教授。2003年より現職。専攻は近代都市史・建築史。2015-16年建築史学会会長。著書に『偽装するニッポン-公共施設のディズニーランダゼイション』(彰国社、1996年)、『京都モダン建築の発見』(淡交社、2002年)、『風景学-風景と景観をめぐる歴史と現在』(共立出版、2008年)、『京都と近代-せめぎ合う都市空間の歴史』(鹿島出版会、2015年)、『近代日本の空間編成史』(編著、思文閣出版、2017年)、『空想から計画へ-近代都市に埋もれた夢の発掘』(編著、思文閣出版、2021年)など。日本都市計画学会論文奨励賞、日本建築学会教育賞、日本建築学会賞(論文)など受賞。

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