京都新聞ニュースカフェ特別企画
跳躍するつくり手たち
「アート、デザイン、テクノロジーの現在と未来:6人のつくり手たちと語る」
2023年5月21日
会場[ 京都新聞文化ホール(京都新聞ビル7階/京都市中京区烏丸通夷川上ル 地下鉄烏丸線「丸太町」駅7番出口すぐ) ]
京都新聞文化ホールにて、参加作家および監修者・川上典李子氏を迎えたトークプログラムを開催します。
出演:川上典李子(本展監修者)
髙橋賢悟、吉泉聡/TAKT PROJECT、田村奈穂、
石塚源太、宮前義之/A–POC ABLE ISSEY MIYAKE、岩崎貴宏
(出展アーティスト)
展覧会の詳細はこちら
基本情報
- 日時
- 2023年5月21日(日)14:00~16:00
*13:30より受付開始 - 会場
- 京都新聞文化ホール(京都新聞ビル7階/京都市中京区烏丸通夷川上ル 地下鉄烏丸線「丸太町」駅7番出口すぐ)
- 料金
- 1,000円
*申込フォームに、必要事項を参加者全員分入力の上お申込みください。
申込完了メールが返信されますので、メール画面かプリントしたものに参加費1,000円を添えて受付に提出ください。 - 定員:150名(先着順・要事前申込)
髙橋賢悟 Takahashi Kengo
美術家。1982年鹿児島県生まれ。2010年、東京藝術大学美術学部工芸科卒業、2012年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程鋳金研究室修了。同研究室非常勤講師等を経て2022年、東京藝術大学大学院美術学部工芸科鋳金研究室博士課程修了。2021年、「東京藝術大学大学院美術研究科博士審査展」で野村美術賞受賞。2017年に「特別展 驚異の超絶技巧!—明治工芸から現代アートへ」(三井記念美術館、東京)、2018年に「ジャポニスムの150年」展(パリ装飾美術館)出展。
吉泉 聡 / TAKT PROJECT Yoshiizumi Satoshi / TAKT PROJECT
1981年山形県生まれ。東北大学工学部機械知能工学科卒業。2005年より2008年までデザインオフィスnendoに、2008年より2013年までヤマハ株式会社デザイン研究所に在籍。
TAKT PROJECT
吉泉 聡を代表として東京に設立。デザインを通して「別の可能性をつくる」活動を展開。実験的な自主研究の成果を国内外の美術館で展示し、その成果をベースにさまざまなクライアントと次代の概念を耕すプロジェクトに取り組む。主な受賞に Dezeen Awards Emerging Designers of the Year 2019(ロンドン)、Swarovski Designers of the Future Award at Design Miami/ Basel(スイス)、作品は香港 M+ に収蔵。2021年仙台にTOHOKU Labを開設。
田村 奈穂 Tamura Nao
1976年東京都生まれ。パーソンズ・スクール・オブ・デザイン(ニューヨーク)卒業後、工業デザインを専門にするSmart Design社を経て独立。現在はニューヨークを拠点に、プロダクトからインスタレーション、空間デザインまで、幅広く活動中。自然とテクノロジー、感性と機能性、繊細さと力強さといった異なる要素のバランスがとれたデザインを探求し、パレ・ド・トーキョーからミラノ国際家具見本市など作品発表の場は多岐にわたる。IF Design Award、Red Dot Design Award、Industrial Design Excellence Awards など国際賞を多数受賞。
石塚 源太 Ishizuka Genta
1982年京都府生まれ。2006年、京都市立芸術大学工芸科漆工専攻卒業後、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)に交換留学。2008年、京都市立芸術大学大学院工芸科漆工専攻修了。2021年、「根の力 THE POWER OF ORIGIN」展(大阪日本民芸館)、2019年、「第4回金沢・世界工芸トリエンナーレ 越境する工芸」(金沢21世紀美術館)、2017年、ミネアポリス美術館「Hard Bodies」(アメリカ)などの展覧会に参加。「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」2019大賞、京都市芸術新人賞受賞。 大英博物館(ロンドン)、京都市京セラ美術館ほかに作品が収蔵されている。
宮前 義之 / A–POC ABLE ISSEY MIYAKE Miyamae Yoshiyuki / A–POC ABLE ISSEY MIYAKE
1976年生まれ。2001年に三宅デザイン事務所に入社し「A–POC」の企画チームに参加。その後「ISSEY MIYAKE」の企画チームに加わり、2011年から2019年までデザイナーを務めた。2021年より「A–POC ABLE ISSEY MIYAKE」デザイナー。
A–POC ABLE ISSEY MIYAKE
宮前義之が率いるエンジニアリングチーム。つくり手と受け手とのコミュニケーションを広げ、未来を織りなしていくブランドとして、2021年に最初のプロジェクトを発表。1998年に発表したA–POC(エイポック)は、服づくりのプロセスを変革し、着る人が参加する新しいデザインのあり方を提案してきた。時代を見つめながら進化を遂げてきたA–POCを、宮前義之率いるエンジニアリングチームがさらにダイナミックに発展させている。一枚の布の上に繰り出すアイディアは多彩に、着る人との接点は多様に。異分野や異業種との新たな出会いから、さまざまな「ABLE」を生み出している。
岩崎 貴宏 Iwasaki Takahiro
1975年広島県生まれ、広島県在住。広島市立大学大学院芸術学研究科博士課程修了。エジンバラ・カレッジ・オブ・アート大学院修了。「六本木クロッシング 2007」(森美術館、東京)、2011年「Glance, Object, Symbol」(パレ・ド・トーキョー、パリ)、「あいちトリエンナーレ 2019」(愛知)など、国際展・グループ展への参加多数。2017年には「第57回ヴェネチア・ビエンナーレ」日本館にて個展、2018年、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
川上典李⼦ Kawakami Noriko
デザイン誌「AXIS」編集室を経て1994年に独立、ジャーナリストとして活動を続け、2007年から21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクターとして展覧会企画にも関わる。同館以外では「現代日本のデザイン100選」(国際交流基金主催)共同キュレーター、パリ装飾美術館「Japon-Japonismes, Objets inspirés, 1867–2018」(2018年)共同キュレーター、「London Design Biennale 2016」日本公式展示キュレトリアル・アドバイザー等を務める。武蔵野美術⼤学客員教授、多摩美術⼤学理事。