京都市京セラ美術館オープニング・イベント
【開催中止】《アンサンブルズ京都》スプリング・コンサート directed by 大友良英
2020年3月28日
会場[ 京セラスクエア ]
京都市京セラ美術館において3月28日(土)に開催を予定しておりました「《アンサンブルズ京都》スプリング・コンサート directed by 大友良英」及び「髙橋匡太によるワークショップ参加者のライトアップ点灯」については、この度の新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、中止することといたしましたのでお知らせします。
リニューアルオープンを記念し、大友良英が呼びかけて結成されたスペシャルビックバンド、ゲストアーティスト、そして市民演奏者からなる大規模な《アンサンブルズ京都》によるコンサートを開催します。また、このコンサートとのコラボレーションとして、美術館のライトアップを手がけた京都在住のアーティスト、髙橋匡太とともに、事前のワークショップ参加者がデザインしたライトアップを美術館本館に投影します。当日、公募によって集まる市民演奏者約100名による即興合奏では、一般的な楽器以外にも、なべ・やかん・自作の楽器など、各自が持ち寄った音の出るものを使い、指揮にあわせて音楽を奏でます。年齢、性別、国籍、そして音楽経験、ジャンルなどの違いを超え、誰もが持つ異なる音や色によって参加者全員で新しい風景を生み出し、美術館の開館を祝います。
参加者の募集は締め切りました。
募集期間:2020年1月17日(金)~2月20日(木)
基本情報
- 日時
- 2020年3月28日(土)18:45〜20:30
- 会場
- 京セラスクエア
- 料金
- 無料
申込不要 - 《アンサンブルズ京都》スプリング・コンサート directed by 大友良英
18:45〜19:45
第1部 大友良英スペシャルビッグバンド+ゲストミュージシャンによる演奏
19:45~20:00
髙橋匡太によるワークショップ参加者のライトアップ点灯
20:00〜20:30
第2部 公募参加者を含む《アンサンブルズ京都》による合奏
・雨天が予想される場合は屋内で開催予定(開催前日の午前中に開催場所を判断し、屋内開催となった場合は詳細を美術館のホームページでお知らせします。)
・屋内開催となった場合は、一部プログラムを変更する場合があります。また、来場者多数の場合は入場を制限する場合があります。
総合ディレクション:大友良英
出演:《アンサンブルズ京都》(大友良英ビッグバンド:大友良英(G)、江藤直子 (P)、近藤達郎(Key)、斉藤 寛(Fl)、井上梨江(Cl)、鈴木広志(Sax)、江川良子(Sax)、東 涼太(Sax)、佐藤秀徳(Tp)、今込 治(Tb)、木村仁哉(Tuba)、大口俊輔(Acc)、かわいしのぶ(B)、小林武文(Ds)、相川 瞳(Per)、Sachiko M(sinewaves)、ゲストアーティスト:山本精一(G)、むうとん(G, Key, Vo)、伊藤千枝子(Dancer)、公募の市民)
ライトアップデザイン:髙橋匡太及びワークショップ参加者
出演者プロフィール
大友良英 Otomo Yoshihide
1959年横浜生まれ。常に同時進行かつインディペンデントに即興演奏やノイズ的な作品からポップスに至るまで多種多様な音楽をつくり続け、その活動範囲は世界中におよぶ。映画音楽家としても数多くの映像作品の音楽を手がけ、その数は70作品を超える。近年は「アンサンブルズ」の名のもとさまざまな人たちとのコラボレーションを軸に展示する音楽作品や特殊形態のコンサートを手がける。また、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップや一般参加型のプロジェクトにも力をいれ、2011年の東日本大震災を受け福島で様々な領域で活動をする人々とともに立ち上げたプロジェクト「FUKUSHIMA!」や、「札幌国際芸術祭2017」ゲストディレクターなど、音楽におさまらない活動でも注目される。KBS京都ラジオ「大友良英のJAMJAMラジオ」(毎週金曜24:30~25:00)など京都との関わりも深い。
http://otomoyoshihide.com
大友良英スペシャルビッグバンド Otomo Yoshihide Special Big Band
2012年9月、NHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」の音楽をやるべく、大友良英が当時活動していたバンド「チャンチキトルネイド」のメンバーと、大友自身が劇伴を録音する際に活動していたメンバーたちに声をかけたのが結成のきっかけとなる。2013年「あまちゃん」のヒットをきっかけに「大友良英あまちゃんスペシャルビッグバンド」として期間限定でコンサート活動を開始。様々な賞を受賞ののち同年の紅白歌合戦への出演を最後にバンドは一旦解散。2014年以降は「大友良英スペシャルビッグバンド」として、「あまちゃん」のレパートリーからフリージャズ、ときに盆踊りの音頭演奏に至るまでの様々なレパートリーをやるバンドとして活動を再開。フジロックにも音頭バンドとして出演。2015年、新宿PITINN50周年を記念し、ライブアルバムを発売。今年のNHK大河ドラマ「いだてん」の音楽にも参加。現在も活発な活動をつづける。
メンバー:大友良英(G)、江藤直子(P)、近藤達郎(Key)、斉藤 寛(Fl)、井上梨江(Cl)、鈴木広志(Sax)、江川良子(Sax)、東 涼太(Sax)、佐藤秀徳(Tp)、今込 治(Tb)、木村仁哉(Tuba)、大口俊輔(Acc)、かわいしのぶ(B)、小林武文(Ds)、相川 瞳(Per)、Sachiko M(sinewaves)
山本精一 Yamamoto Seiichi
音楽家。BOREDOMS、ROVO、PARAほか、多数のバンド / ユニットやソロワーク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロデューサーとして、ワールドワイドに活動を展開。『ファルセット』『LIGHTS』他アルバム多数、映画音楽も手がける。また文筆家、画家、写真家としても作品発表を続ける。著書に『イマユラ』『ギンガ』『ゆん』など。
http://www.japanimprov.com/syamamoto/syamamotoj/
むうとん moooting
水瓶座AB型。京都市生まれ。幼少よりモダンバレエ、ピアノのレッスンを受ける。1996年、ヒップホップユニット「ドラヒップ」にMC担当として参加。2000年頃「dubmarronics」「スズメンバ」に加入。鍵盤楽器・弦楽器・管楽器・打楽器などを臨機応変に奏でる。2011年、やすよ、あずみと共に「数えきれない」を結成。歌と12弦エレクトリックギターで参加している。並行してソロ活動も行っており、2012年には、アコースティックギターとピアノによる弾き語りアルバム「ゆい/もあ」をリリース。
伊藤千枝子 Ito Chieko
ダンサー・振付家・元珍しいキノコ舞踊団主宰。1989年珍しいキノコ舞踊団を結成し、2019年解散まですべての作品の振付、演出を行う。解散後の現在は、活動名を伊藤千枝から本名の伊藤千枝子と改め、多方面への振付や自身の出演など精力的に活動を続けている。また2013年プロジェクト「FUKUSHIMA!」に参加以来、多数の盆踊りを振付し、さっぽろ八月祭には2015年から参加。さっぽろ八月祭音頭の振付も担当した。BSフジ「beポンキッキーズ」(2014~2016)振付・出演、NHK教育「ドレミノテレビ」(2004)、TVCM「アセロラ体操」(2010)、TVCM「LOTOシリーズ」(2018~)などの振付を担当。2005年より桜美林大学の非常勤講師を務める。
髙橋匡太 Takahashi Kyota
1970年京都生まれ。1995年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など国内外で活動を行い、東京駅100周年記念ライトアップ、京都・二条城、十和田市現代美術館など大規模な建築物のライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な映像と光の作品を創り出す。「夢のたねプロジェクト」、「ひかりの実」、「Glow with City Project」など大規模な参加型アートプロジェクトも多数。主な受賞に、五島記念文化賞美術新人賞、グッドデザインアワード2005 (環境デザイン部門)、2008年京都府文化賞奨励賞、2010年京都市芸術新人賞、DSA日本空間デザイン賞2015優秀賞、照明デザイン賞2018審査員特別賞など。
http://www.kyota.jp
- 主催:京都市京セラ美術館開館記念イベント実行委員会 (京都市、京都新聞、毎日新聞社、MBS)