京都市京セラ美術館開館1周年記念展「コレクションとの対話:6つの部屋」関連講演会
対話シリーズ①
青木淳×中谷至宏(当館学芸員)「素描を見つめて」
2021年10月9日
会場[ 講演室 (本館地下1階) ]
京都市京セラ美術館開館1周年記念展「コレクションとの対話:6つの部屋」(2021年10月9日〜12月5日)の関連プログラムとして、出展作家をゲストに招き、当館学芸員を聞き手とした「対話」を全4回行います。出展作家それぞれの展示内容について解説し、試みた「対話」について掘り下げます。
京都市美術館再整備の建築設計に携わり、現在館長を務める青木淳は、当館の日本画コレクションの中核を成す竹内栖鳳の素描に着目し、独自の解釈をもとにインスタレーションを提示します。建築家が在るべき形を求めるなかで、繰り返されるドローイング。日本画家が形を写し取るため、あるいは完成に向かって線を探し求める素描や下絵。両者が共振する素描の在り様に着目します。
※今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、内容を変更する場合があります。
【2021.11.12更新】本イベントの記録動画を、当館公式YouTubeチャンネルにて公開中です。
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基本情報
- 日時
- 2021年10月9日(土)
- 時間
- 14:00-15:30(13:30受付開始)
- 会場
- 講演室 (本館地下1階)
- 料金
- 無料(ただし、「コレクションとの対話」展の当日観覧券が必要です。)
- 定員:40名*(予約不要・先着順)
*別途、メンバーシップ優待枠有り(メンバーシップ優待枠のお申し込み方法は、別途お知らせします。)
プロフィール
青木淳 Aoki Jun
1956年横浜市に生まれる。東京大学建築学修士修了。1991年、青木淳建築計画事務所(2020年、ASに改組)を設立。代表作に「馬見原橋」(くまもと景観賞)、「潟博物館」(日本建築学会賞作品賞)、「ルイ・ヴィトン表参道」(BCS賞)、「青森県立美術館」など。2005年芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。京都市京セラ美術館リニューアル基本設計者(西澤徹夫との共同)であり、2019年4月より当館館長に就任。東京藝術大学建築科教授。