第3回PATinKyoto京都版画トリエンナーレ2022
2022年4月12日-2022年5月8日
会場[ 本館 南回廊2階 ]
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日本の現代版画の現況の中から、とりわけ前衛的かつ実験的な意識で取組まれる最先端の制作状況を、若手から中堅の作家19組の作品を通じて紹介します。
1980年代以降、他の国や地域では見いだす事ができない、版画先進国と呼ばれるにふさわしい、成熟した状況の中で、日本の現代版画は、さらにその独自性の深化と発展形を示すに至っています。
一般公募方式のコンクールとは異なり、版画展としては画期的な複数コミッショナーの推薦制を採用し、またシリーズ作品や映像インスタレーションなどの大作を展示することができる豊富なスペースを提供する事によって、日本の現代版画の現在進行形とダイナミズムを映し出す展覧会となっています。日本の伝統文化としての版画、そして現代の版画表現の多様性を文化芸術都市京都から世界に向けて発信します。
基本情報
- 会期
- 会期:2022年4月12日(火)〜5月8日(日)
- 時間
- 10:00~18:00 ※入場は17:30まで
- 会場
- 本館 南回廊2階
- 休館日
- 月曜日
※祝日の場合は開館。5月2日(月)は開館 - お問い合わせ
- 第3回PATinKyoto京都版画トリエンナーレ2022公式サイト
https://patinkyoto.info
- 観覧料
- 一般 700円
学生(大・高)500円
※すべて税込
※障害者手帳等を提示の方は本人及び介護者1名無料(確認できるものをご持参ください。)
- 主催 :「第3回PATinKyoto京都版画トリエンナーレ」推進委員会 、一般財団法人ニッシャ印刷文化振興財団 、京都市
- 助成:公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団、公益財団法人朝日新聞文化財団、公益財団法人野村財団、公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団(順不同)
- 後援:京都府、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都商工会議所、KBS京都、エフエム京都、一般社団法人京都経済同友会、NHK京都放送局、京都新聞、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局(順不同)
- 協力:文化庁 地域文化創生本部、公益財団法人大原美術館
- 協賛:株式会社マナマナ、有限会社画箋堂、ジーク株式会社、SMBC日興証券株式会社、株式会社みずほ銀行、みずほ証券株式会社、京都信用金庫、京都中央信用金庫、野村證券株式会社、アワガミファクトリー、一般社団法人CWAJ、株式会社文房堂、株式会社三菱UFJ銀行、明治安田生命保険相互会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、サントリーホールディングス株式会社、ダイキン工業株式会社、 日東薬品工業株式会社、阪急電鉄株式会社、岩谷産業株式会社、レンゴー株式会社、鴻池運輸株式会社、大阪ガス株式会社、株式会社大林組、アートトランジット株式会社、アートゾーン神楽岡(順不同)
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令和の推し! 独自の進化を続ける日本の現代版画!
この展覧会には、ステレオタイプ化した版画表現の閉塞状況を打破し、従来の版画という枠組みでは掬いきれなかった真の版画の面白さが目白押しです。版画というジャンルの、良い意味での雑多性を体感できるでしょう。
全国の識者によって選ばれた19組の中堅/若手作家の作品を通じて紹介!
一般公募方式のコンクールとは異なり、尖鋭な目と豊富な情報を持った複数のコミッショナー(美術館長、学芸員、評論家、ギャラリスト、版画家などの推薦委員)による推薦制を採用し、50歳未満の最も旺盛な活動を展開している若手から中堅の作家達による最新作を展示します。
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展覧会をより分かりやすく知る機会となるよう、関連イベントを実施します。
◉シンポジウム
PATinKyotoから見えてくるもの ―「現代版画は鑑賞によって何を届けるのか」
日時:2022年4月30日(土)13:30〜16:00(開場13:00)
登壇者:
木村秀樹(「第3回PATinKyoto京都版画トリエンナーレ」実行委員会 委員長)
原久子(大阪電気通信大学 教授)
林寿美(成安造形大学 客員教授)
司会進行:長尾浩幸(「第3回PATinKyoto京都版画トリエンナーレ」実行委員会 副委員長)
会場:京都市京セラ美術館 講演室(本館地下1階)
参加費無料。先着80名予定。要観覧券
◉アーティスト・トーク & ギャラリー・トーク
出品作家本人とPATinKyoto実行委員会によるトーク・イベントです。
日時:会期中の土曜・日曜・祝日の14:00~(50分程度)。
展覧会会場入口付近に集合。参加費無料。先着15名。要観覧券
詳しくは、PATinKyoto公式サイトをご参照ください。