KYOTO EXPERIMENT 2023
ルース・チャイルズ&ルシンダ・チャイルズ

『ルシンダ・チャイルズ1970年代初期作品集』

Calico Mingling, Katema, Reclining Rondo, Particular Reel

2023年10月13日-2023年10月15日

会場[ 本館 中央ホール

©Mehdi Benkler

ポストモダンダンスの巨匠振付家、ルシンダ・チャイルズの作品を復活させる取組を担う、姪で新進気鋭の振付家、ルース・チャイルズの作品を上演します。ルシンダは 1970 年代、歩行にスキップやターンのリズムを加えたミニマルなダンス形式を確立。音楽やオブジェなどを排した身体表現は、劇場でない美術館等で上演されました。今回、特別に京都市京セラ美術館 中央ホールで1970年代にルシンダが創作した4つの作品の上演を行います。

1970年代以降上演があまりなされなかった歴史的に重要な作品を鑑賞する機会です。ぜひお見逃しなく。

©Mehdi Benkler

基本情報

日時
2023年10月13日(金)~15日(日)
時間
20:15-21:20(19:15受付開始)
会場
本館 中央ホール
お問い合わせ
KYOTO EXPERIMENT事務局
(11:00-19:00 [フェスティバル期間中は無休])
Tel 075-213-5839
Fax 075-213-5849
料金
有料(詳細はKYOTO EXPERIMENTウェブサイトでご確認ください)
定員:100名(先着)
開演後は途中入場不可。12歳以上推奨。

プロフィール

ルース・チャイルズ Ruth Childs

ルース・チャイルズ
©Marie Magnin

ダンサー・振付家。1984 年ロンドン生まれ。アメリカでダンスと音楽を学んだ後、ジュネーブに移住し、研鑽を積み、LaRibotやGillesJobinなどの振付家とともに活動をはじめる。2014 年に自身のカンパニーScarletts'を設立。2015 年からは、叔母である振付家ルシンダ・チャイルズの初期作品の再演プロジェクトに取り組んでいる。現在、CCN2-Centre chorégraphique national de Grenobleのアソシエイトアーティスト(2023-2024)。

ルース・チャイルズ
©Marie Magnin

ルシンダ・チャイルズ Lucinda Childs

ルシンダ・チャイルズ
©Rita Antoniioli

1940年生まれ。1963年にニューヨークのジャドソン・ダンス・シアターで振付家としての活動を開始。マース・カニングハムの薫陶を受け、1970年代のアメリカのポストモダンダンスをリードする一人となる。1973年に自身のカンパニーを設立以来、多くの作曲家やビジュアル・アーティスト、世界有数のダンスカンパニー、オペラハウスとのコラボレーションを行う。近年の受賞に、ヴェネチア・ビエンナーレ金獅子賞やthe Samuel J. Scrippssなどがある。

ルシンダ・チャイルズ
©Rita Antoniioli

KYOTO EXPERIMENT

2010年より開催している京都発の舞台芸術祭。国内外の先鋭的なアーティストを迎え、演劇やダンス、音楽、美術などのジャンルを越境した、いま注目すべき舞台作品を紹介します。「EXPERIMENT(エクスペリメント)=実験」的な舞台芸術を創造・発信し、芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐことを目指しています。Kansai Studies、Shows、Super Knowledge for the Future [SKF]の 3 つのプログラムでフェスティバルを展開します。

#京都市京セラ美術館#kyotocitykyoceramuseumofart