ニュイ・ブランシュKYOTO 2023 メインプログラム

砂山典子「むせかえる世界」

京都市美術館開館90周年記念

2023年9月30日-2023年10月1日

会場[ 本館 中央ホール

パブリックスペースに広がる巨大なスカート。来場者は砂山典子が着用する深紅のスカートの中に潜り込み鑑賞することができます。1995年に発表された本作は、スカートの中に広がる親密なプライヴェートスペースを覗き見るという行為を通じ、今なお、女性性の規範や何が暴力を引き起こすのかについて問いかけています。

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基本情報

日時
2023年9月30日(土) 10:00-20:00
2023年10月1日(日) 10:00-18:00 
会場
本館 中央ホール
お問い合わせ
MUZ ART PRODUCE 
E-mail:[email protected]
料金
無料(予約不要)
*混雑時は入場制限を設ける場合がございます。

プロフィール

砂山典子 Sunayama Norico

ダンサー、パフォーマンスアーティスト
80年代 コンテンポラリーダンス「黒沢美香 & ダンサーズ」として踊る。アーティストコレクティブ dumb typeのメンバーとして90年〜2020年のすべてのパフォーマンス作品を共同制作し出演。並行してソロやユニット[THE OK GIRLS] 等を作りジャンル横断的に活動。
近年、服飾デザイナーの伊東純子とun:ten+というユニットを立上げ、女性のエンパワメントを目指したファッションショーとパフォーマンスアートを融合させている。SNATCH/SNACKY!名義で、キャバレーイベント出演やミュージシャンとのセッション多数。美術家で構成されているバンドTHE TETORAPOTZや、SAX奏者・梅津和時キャバレーバンドで踊り子とコーラスを担当。違和感をトリガーにユーモアを交えて時にシニカルに挑発的に舞台作品に取り組む。パフォーマンスで訪れた国は30カ国以上。

ニュイ・ブランシュKYOTO

パリ白夜祭への架け橋-現代アートと過ごす夜-

「ニュイ・ブランシュ」は2002年にパリで始まった、年に一度の現代アートの祭典です。このフェスティバルは、現代アート作品を美術館や専門のギャラリーだけにとどめることなく、様々な場所で、原則無料で一般の方々に楽しんでいただくことを目的としています。
今年、「ニュイ・ブランシュKYOTO」は、第13回目の開催を迎えます。古都京都で開催されるこの催しは、1958年に友情盟約を締結した姉妹都市である京都とパリの絆を、最も顕著に表すイベントでもあります。駅や、庭園、意外性のある会場から、美術館など、定番でありながらも素晴らしい会場まで、市内各所で実施されるニュイ・ブランシュKYOTO。それは、フランスと日本という二つの視点から、この文化都市特有の伝統産業と現代アーティストの活動を集結させる試みでもあります。
2018年の「五感」、2019年の「ダイアローグ」、2020年の「フロー(流れ)」、2021年の「HORIZON(オリゾン/展望)」、2022年の「遊び場(Aires de jeux)」に続き、今年は「パワー(PUISSANCES)」をテーマに開催致します。

[主催] 京都市、関西日仏学館
[共催] 京都駅ビル開発株式会社、京都芸術センター、ロームシアター京都、ヴィラ九条山

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