ルーヴル美術館展「愛を描く」開催記念講演会

「西洋絵画に見る愛の諸相―ルーヴル美術館展から」

2023年9月18日

会場[ 講演室(本館地下1階) ]

9月24日に閉幕を迎える「ルーヴル美術館展 愛を描く」の開催を記念して講演会を開きます。
愛をテーマにルーヴル美術館の名画73点が並ぶ本展に関連して、西洋絵画における愛のさまざまな表現の諸相について三浦篤氏(大原美術館館長、東京大学名誉教授)にお話いただきます。展覧会では、ギリシア・ローマ神話に主題した作品からキリスト教美術で表現される模範的な愛、そして17世紀オランダの風俗画や18世紀フランス絵画にみられる男女の愛の駆け引き、そして19世紀ロマン主義に影響を受けた悲劇の愛…とさまざまな愛を描いた絵画を堪能できる本展。三浦先生のお話によって、さらなる魅力をお届けいたします。ぜひご参加ください。
 
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基本情報

日時
9月18日(月・祝)14:00~15:00(13:30受付開始)
会場
講演室(本館地下1階)
料金
無料
※聴講は無料ですが、本展の観覧券(半券可)の提示が必要です。
定員:80名(予約不要・先着順)

三浦 篤 Miura Atsushi

三浦 篤

1957年生。東京大学教養学部卒、同大学院人文科学研究科、パリ第4大学で西洋近代美術史を学ぶ。日本女子大学人間社会学部、東京大学大学院総合文化研究科で教鞭をとり、現在、大原美術館館長、東京大学名誉教授。専門は19世紀フランス絵画、日仏美術交流史。パリ第4大学博士、2015年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ、令和5年春の紫綬褒章。著書に『近代芸術家の表象−マネ、ファンタン=ラトゥールと1860年代のフランス絵画』(2006年、サントリー学芸賞)など。

三浦 篤

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