ザ・トライアングル「米村優人:BAROM(あるいは幾つかの長い話)」関連プログラム
米村優人とみんなの長い話
2023年9月2日
会場[ ザ・トライアングル、講演室(本館地下1階) ]
ザ・トライアングル「米村優人:BAROM(あるいは幾つかの長い話)」(2023年6月20日〜9月24日)の関連プログラムとして、「米村優人とみんなの長い話」と題し米村優人が同世代作家たちと8時間連続イベントを開催します。
米村の作品理解のためには欠かすことの出来ない同世代作家とのさまざまな形での交流の一端を、この日、多くの皆さまと共有するためにこのプログラムを企画しました。
展覧会会場であるザ・トライアングルと講演室を会場に、連続してトークやパフォーマンスなどを展開する怒涛の一日となります。ぜひご参加ください。
●「布施琳太郎の長い話 presented by 米村優人」
会場:講演室
米村優人と、東京を拠点に作家、キュレーターなどとして幅広く活動している布施琳太郎の二人が、本展覧会の話とそれ以外の話を縦横無尽に話します。
<タイムテーブル>
10:00− 第一部:BAROM …自己紹介
11:30−12:30 休憩
12:30− 第二部:我(WE)…京都と東京のアートシーン
14:30− 第三部:立ち上がるためのタクティクス…個人的な活動の限界、アーティスト・コレクティブやキュレーションなどの多様な活動展開
16:30− 第四部:First Lovers…米村の同名作品について、及び布施の「ラブレターの書き方」について
●パフォーマンス「倉知朋之介・小島翔の短い話 presented by 米村優人」
●パフォーマンス「長い話~生歌バージョン~ 椿野成身、成瀬凜」
会場:ザ・トライアングル
展示室では、米村のインスタレーション作品を舞台に、コント形式で倉知朋之介と小島翔の独自の物語が展開されます。
さらに展示中のサウンド作品『長い話』を歌っている椿野成身、成瀬凜の2人によるライブ「長い話~生歌バージョン~」も行われるてんやわんやな1日!
<タイムテーブル>
・倉知朋之介・小島翔の短い話 presented by 米村優人
12:00、14:00、16:00、各回10分程度を予定。
・長い話~生歌バージョン~ 椿野成身、成瀬凜
13:00、17:00、各回5分程度を予定。
基本情報
- 日時
- 2023年9月2日(土)10:00−18:00
- 会場
- ザ・トライアングル、講演室(本館地下1階)
- 料金
- 無料
- 定員:40名(予約不要・先着順、途中入退場自由)
米村優人 Yonemura Yuto
美術家。1996年大阪府生まれ。京都市在住。2019年、京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)美術工芸学科総合造形コース卒業。近年の展覧会に、個展「BARORORM SQUAD 1人でも立ってられるって!」(NEUTRAL、京都、2022年)、個展「我(WE)」(COHJU contemporary art、京都、2022年)、小笠原周、熊谷卓哉との3人展「問題のシンボライズ −彫刻・身体・男性性−」(ホテル・アンテルーム京都、2022-2023年)、倉知朋之介との2人展「NSFS/止め処ないローレライ」(EUKARYOTE、東京、2023年)など。
布施琳太郎 Fuse Rintaro
アーティスト。スマートフォン流通以降の都市における「新しい孤独」や「二人であること」に向けて、絵画やインスタレーション、映像作品、ウェブサイトの制作、展覧会の企画、詩や批評の執筆などを実践。主な個展に『新しい死体』(2022/PARCO MUSEUM TOKYO)、主な企画展に『惑星ザムザ』(2022/小高製本工業跡地)、『隔離式濃厚接触室』(2020/Webページ)。参加展覧会に『時を超えるイヴ・クラインの想像力』(2022/金沢21世紀美術館)など多数。
倉知朋之介 Kurachi Tomonosuke
映像作家。1997年愛知県生まれ。東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻に在籍。現在は横浜を拠点に活動。日常生活のなかにある「可笑しさ」を帯びた存在や状況に焦点を当て、映像作品を中心に制作を行う。「惑星ザムザ」(旧小高製本工業)グループ展「P.O.N.D. 2022 ~IN DOUBT/見えていないものを、 考える。~」(渋谷パルコ)「CAF賞2022」など。
小島 翔 Kojima Kakeru
1997年東京都生まれ。日本大学芸術学部にて映画制作を学ぶ。主な参加作品として、田中賢一郎監督作品「吉田のぶお」の大地役などがある。Instagramにて自身のパフォーマンス映像を公開し、フォロワーに見てもらっている。パフォーマーとして活躍できるよう頑張っている。
椿野成身 Tsubakino Narumi
画家。1995年大阪府生まれ。京都市在住。2020年京都造形芸術大学大学院修士課程美術工芸領域修了(現:京都芸術大学)。「時間と空間」のテーマを元に、記憶の中にある建物や風景の断片を抽出し、組み合わせ、様々な手法で描くことにより、それぞれの記憶や意味が取り去られ「記号化」された空間を描く。
成瀬 凜 Naruse Rin
写真家。2001年大阪府生まれ。京都芸術大学美術工芸学科写真映像コース/バンタンデザイン研究所ランジェリーデザインコース在籍。常に身体についての思考をベースに、家族との関係性、内なる抵抗を可視化したり、人や自然との関わりなどを様々な素材を試しながら日々制作している。