談話室:ぽよよんDAYS<br>「妄想鑑賞レッスン」と「ラーニング・ツール体験会」

ラーニング・プログラム:大人もこどもも学び合える2日間の特別企画

談話室:ぽよよんDAYS
「妄想鑑賞レッスン」と「ラーニング・ツール体験会」

※手話通訳あり

2023年8月19日-2023年8月20日

会場[ 談話室(本館2階) ]

京都市京セラ美術館の「談話室」は、ラーニング(学び合い)のためのスペースです。今回の「ぽよよんDAYS」では、この談話室に当館のラーニング担当スタッフとゲスト講師が在室します。開催中の「コレクションルーム夏期:特集 人間国宝 稲垣稔次郎 -遊び心に触れて-」「ルーヴル美術館展 愛を描く」などの展覧会や、個別の作品の感想を話し合ったり、美術館の楽しみ方について一緒に考えたりできる2日間です。入退場自由ですので、どなたでもお気軽にお立ち寄りください。

 

■ゲスト講師
8月19日: 飯田真人(京都市立芸術大学美術学部教授)、彦坂敏昭(京都芸術大学こども芸術学科准教授)
8月20日: 飯田真人(同上)

 

「妄想鑑賞レッスン」
美術館の楽しみ方についてみんなのアイデアを学び合うレッスンです。美術館の楽しみ方の答えは一つではありません、参加者やスタッフ、ゲスト講師が、それぞれ自分なりの「美術館の楽しみ方」の妄想を語りながら学び合います。ラーニング・ツール「妄想まっしろ絵画」を使って行います。

 

「ラーニング・ツール体験会」
作品鑑賞がより楽しくなるラーニング・ツール(ワークシート)の体験会です。参加者各自が使いたいワークシートを選んで、美術館内を探検したり、展示室で好きな作品を探したりと、参加者それぞれの関心に合わせたプログラムを提案します。スタッフやゲスト講師がワークシート完成のためのアドバイスも行います。
(夏休みの自由研究としてもご活用ください)

 

※ラーニング・ツール(ワークシート)についてはこちらをご参照ください。(新しいワークシートも追加される予定です。)
※未就学児から小・中・高校生、大学生(留学生)、視覚・聴覚に障害がある方、美術館の楽しみ方に自信がない方など、どなたでも参加できます。

基本情報

日時
2023年8月19日(土)、8月20日(日)
時間
10:30-16:30(入退場自由・時間中いつお越しいただいても構いません)
会場
談話室(本館2階)
料金
無料(但し、プログラム内で展覧会に入場される際には、当日有効な観覧券(未使用)が必要になります。)

定員:なし/予約不要(参加者多数の場合は会場の都合上、入場制限をする場合があります)

ゲスト講師・スタッフ紹介

飯田真人 Iida Masato

飯田真人

1967年、京都市生まれ。京都市立芸術大学美術学部教授。専門は美術教育。1992年京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。京都府立高等学校、桃山学院教育大学等を経て2019年より現職。1989年より個展等を開催するなど造形活動も行なっている。

飯田真人

彦坂敏昭 Hicosaka Toshiaki

彦坂敏昭

1983年、愛知県生まれ。京都市在住。美術作家。京都芸術大学こども芸術学科准教授。京都市東山青少年活動センター主催「東山アートスペース」ナビゲーター(2018年〜)。アーティストコレクティブ〈木曽路〉を鬣恒太郎、前谷開と共に運営(2018年〜)。ロームシアター京都リサーチプログラムリサーチャー(2022年)。ポーラ美術振興財団在外研修員(イギリス、アイスランドに滞在、2015年)。近年の主な展覧会に、「彦坂敏昭: 砂のはなし」京都市京セラ美術館ザ・トライアングル(2022年)、「MAIX(Malaysia Artist's Intension Experiment)報告展(TEMPAT BIBAH、クアラルンプール、2019年)、「To Look at the Fire」(Daiwa Foundation、ロンドン、2017年)がある。
http://hicosaka.com

彦坂敏昭

富塚絵美 Tomizuka Emi

富塚絵美
photo by Ayaka Umeda

京都市京セラ美術館ラーニング・キュレーター。東京藝術大学大学院芸術環境創造科卒業後、東京・谷中にてアーティストやアートマネージャー、研究者たちと共に文化創造拠点を創るプロジェクトを開始。「アート」がしたいかどうかもわからず「アート」の付近で漂う“芸術っ子”たちに焦点を当てたイベント《谷中妄想ツァー!!》を契機に、他者との出会いを愉しむイベントを作るアーティスト/演出家として活動。現在は東京藝術大学の教員として“芸術っ子”たちのキャリア支援を行なっている。

富塚絵美
photo by Ayaka Umeda

藤田龍平 Fujita Ryuhei

藤田龍平
photo by Ayaka Umeda

京都市京セラ美術館ラーニング担当、美術家。当館リニューアル開館当初より、ラーニング・ツールの制作や、プログラムの企画運営に携わっている。京都市美術館(京都市京セラ美術館)を遊び場のようにして育ち、京都市立銅駝美術工芸高校(現・京都市立美術工芸高校)在籍時には放課後にもよく立ち寄っていた。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業後、各地でドローイングパフォーマンスや滞在制作を行い、舞踊家や音楽家の舞台美術も担当している。

藤田龍平
photo by Ayaka Umeda

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協力

京都芸術教育コンソーシアム(Art-e 京都)
社会福祉法人 京都聴覚言語障害者福祉協会

河合風(京都大学大学院教育学科研究科 修士2回)
小竹忍(京都産業大学外国語学部英語学語 1年)
波多野円香(同志社大学文学部美学芸術学科 3年)
森智輝(大谷大学文学部歴史学科 4年)
游林子(京都市立芸術大学大学院美術教育 修士2回)
若林千遥(京都芸術大学こども芸術学科 3年)

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