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館長新任のお知らせ

2019年4月9日

平成31年度から、京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館)の館長に、当館の再整備事業の設計段階から深く関わってきた建築家・青木淳(あおき じゅん)が就任したことをお知らせします。

今回の再整備により、当館は100年後の未来を見据え、日本の文化芸術の中核として、世界の人々を魅了する存在となることを目指しています。
その達成に向けて、再整備に込めた思想や利活用意図を適正に事業に反映し、当館のポテンシャルを最大限発揮できるよう、青木新館長のこれまでの美術館を含む文化施設の設計における優れた実績や美術家としての知見に基づき、当館一同、リニューアル事業の成功に尽力してまいります。また、国際的な知名度を持つ新館長のもと、当館の活動の魅力を国内外に広く発信していきます。

【青木淳氏プロフィール】
青木 淳 Aoki Jun
建築家。1956年神奈川県生まれ。東京大学工学部建築学修士修了。磯崎新アトリエ勤務を経て、1991年に独立し、青木淳建築計画事務所を設立。代表作に、「馬見原橋」(くまもと景観賞)、「S」(吉岡賞)、「潟博物館」(日本建築学会賞作品賞)、「ルイ・ヴィトン表参道」(BCS賞)、「青森県立美術館」、「大宮前体育館」、「三次市民ホールきりり」など。公共建築、商業建築から個人住宅まで、広範な建築ジャンルでの設計のほか、美術家としてインスタレーション作品の制作など、ジャンルをまたいで活動を行なっている。2005年芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

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