美術館へのご支援Support
ごあいさつ
支援の輪を広げて 美術館の魅力を未来へ
当館は、1928(昭和3)年に京都で挙行された即位の大礼を記念し、「大礼記念京都美術館」として1933(昭和8)年に開館しました。鉄骨鉄筋コンクリート2階建ての帝冠様式建築の本館の建設が実現されたのは、関西の財界や美術界、市民の寄付によるものでした。
美術館は、美術作品を収集・保存し、調査・研究を重ねて、展覧会などを通して公開しながら、幅広い来館者や地域社会への教育普及の機会を提供するなど、様々な機能・役割を負っています。文化的教養を高めたり、学びの機会を得たり、あるいは美術に触れ楽しむ時間を過ごすなど、美術館を訪れる方々が、それぞれの目的に沿った豊かな体験が得られる場となることがますます求められています。
2020(令和2)年、当館は、ネーミングライツによる京セラ株式会社からの支援を受けリニューアルオープンしました。生まれ変わった美術館を、未来に向け継承・発展させていくためには、引き続き個人や法人の皆さまからのご寄付やご支援が必要です。当館をこれまで応援してくださっていた有志の方々による「京都市美術館友の会」を継承した「京都市京セラ美術館メンバーシップ」への参加によるご支援のほか、様々なご支援を必要としています。法人・企業の皆様におかれましては、美術館へのご支援を、文化芸術を通した社会貢献と位置づけ、重要な経営理念として取り組んでおられる例も多くございます。ご支援くださる皆様と当館との連携を深めることで相互に望ましい文化的な社会や環境が実現されるような協力関係が構築されることを願っております。
京都市京セラ美術館で取り組みを進めております下記のような多彩な活動の実現・継続のため、今後も皆様からのご支援の輪を広げてまいりたいと考えております。皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。
寄付・寄贈について
寄付・寄贈のご相談をお受けしております
約4400点(2024年3月時点)のコレクションは、多くが作家やコレクターの方々からの寄贈に支えられてまいりました。「大切にしてきた文化財を美術館に寄贈して、多くの方に楽しんでほしい」というご寄贈のご相談をお受けしております。
京都市京セラ美術館
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124
TEL:075-771-4334(受付時間/10:00~18:00 12月28日~1月2日を除く)
FAX:075-761-0444
企業版ふるさと納税
国が認定した京都市の地域再生計画に掲げている事業に企業が寄付を行った場合、法人関係税から税額控除する仕組みです。
地方創生の更なる充実・強化に向けて、地方への資金の流れを飛躍的に高める観点から、令和2年度に制度が大幅に見直されました。これにより損金算入による軽減効果(寄付額の約3割)と合わせて、最大で寄付額の約9割が軽減され、実質的な企業の負担が約1割にまで圧縮されるなど、より使いやすい仕組みとなりました。
※本社が京都市内に所在する企業も寄付額の全額を損金算入していただけますので、寄付額の約3割の税が軽減されます。
詳しくはこちら(京都市ウェブサイト)をご参照ください。
ご支援を必要とする事業
展覧会やイベント・プログラムへの協賛、機材提供や貸与などの協力、ご支援をいただいた際には、内容に応じてウェブやその他広報媒体への社名掲載、ご招待券や展覧会図録の贈呈などを特典としてご用意いたします。詳しくはお問合せください。
展覧会へのご支援
歴史的建築である本館、リニューアルを機に新設された現代美術を中心とした東山キューブなど、当館の展示室では、年間を通して古今東西の美術展を開催しています。個別の展覧会に対する資金的ご支援、作品制作の資材などの物品のご提供などをお願いいたします。
ザ・トライアングルへのご支援
「ザ・トライアングル」は、当館のリニューアルオープンに際して新設された、現代美術を無料で観覧できる展示スペースです。ここでは新進作家の継続的な育成・支援を目指すとともに、全ての来館者が気軽に現代美術に触れる機会を創出することを目的としています。作家・美術館・鑑賞者を三角形で結び、つながりを深める企画展となるよう、ここでの展覧会シリーズの名称は、展示スペース名「ザ・トライアングル」をそのまま冠しました。京都ゆかりの新進作家を中心に多様な背景を持つ作家の現代美術の実験的な表現を取り上げるザ・トライアングルへのご支援により、新進、意欲的な企画を展開することにより、作家の育成と文化芸術の国内外への発信に努めて拠点としての当館の役割を果たしてまいります。
ラーニングプログラムへのご支援
当館では、お互いに学び合う場となることを目指して、講演会やワークショップ、ディスカッション、鑑賞会など、多彩なラーニングプログラムを展開しています。子どもや高齢者、障がいのある方、国内外から京都を訪れる方々など、多様な背景を持つ人々の出会いと学びのためのご支援をお願いいたします。
イベントへのご支援
リニューアルを機に、当館には京セラスクエア、光の広間、東山キューブテラスなど、豊かなパブリックスペースが生まれました。こうした場所をユニークベニューとして様々なイベントが開催されています。京都市における文化芸術イベントを通した地域活性化にもつながるイベントへのご支援をお願いいたします。