
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026
森山大道、アーネスト・コール、ピーター・ヒューゴ
2026年4月18日-2026年5月17日
会場[ 本館 南回廊2階 ]
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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026開催! 今年のテーマは「EDGE」。森山大道をはじめとした気鋭の3名のアーティストが集結。
Photo: ©️ Daido Moriyama Photo Foundation KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026は、4月18日から5月17日に京都の街全体を舞台としたフェスティバルとして開催されます。メインプログラムでは、12会場で14の展覧会を開催するほか、マスタークラスやポートフォリオレビュー、さらに会期中に実施される多彩なサテライトイベントも予定されています。
京都市立京セラ美術館では、本館南回廊2階にて、森山大道、アーネスト・コール、ピーター・ヒューゴの3名による個展を開催します。
Photo: ©️ Daido Moriyama Photo Foundation 基本情報
- 会期
- 2026年4月18日(土)〜2026年5月17日(日)
- 時間
- 10:00〜18:00(最終入場17:30)
- 会場
- 本館 南回廊2階
- 休館日
- 月曜日
*5月4日(月・祝)は開館
- 観覧料
●森山大道「A Retrospective」
一般 1,500円 学生 800円
●アーネスト・コール「House of Bondage|囚われの地」
一般 1,000円 学生 500円
●ピーター・ヒューゴ「What the Light Falls On|光が降りそそぐところ」
一般 1,000円 学生 500円
●京都市京セラ美術館3会場チケット
一般 3,000円 学生 1,500円
※価格はすべて税込み
※単館チケットの前売価格の設定はありません
※障がい者手帳等ご提示の方はご本人及び介護者1名無料(障がい者手帳等確認できるものをご持参ください)。
※学生料金でご入場の方は学生証をご提示ください。
その他のパスポートチケットは公式サイトをご確認ください。
アーティストプロフィール
森山大道 Moriyama Daido
1938年大阪府池田市生まれ。デザイナーから転身し、岩宮武二、細江英公の助手を経て、1964年にフリーの写真家として活動を始める。1967年『カメラ毎日』に掲載した〈にっぽん劇場〉などのシリーズで日本写真批評家協会新人賞を受賞。SFMoMA(1999)、国立国際美術館(2011)、Tate Modern(2012)、IMS(2022)他、国内外で大規模な展覧会が開催され、ICP Infinity Award功労賞を受賞(2012)、フランス政府より芸術文化勲章(2018)、ハッセルブラッド国際写真賞(2019)を受賞するなど世界的に高い評価を受けている。
©️ Daido Moriyama Photo Foundation アーネスト・コール Ernest Cole
1940年南アフリカ、トランスヴァール生まれ。1990年、ニューヨークにて逝去。1967年に出版された記念碑的な著書『House of Bondage』で名を馳せる。コールの初期の作品は、『DRUM』誌やニューヨーク・タイムズなどに掲載され、アパルトヘイトの実態を記録した。1966年、彼は南アフリカを逃れ、1968年にはアパルトヘイト政策下の南アフリカによってパスポートを剥奪された。北米に移り住んでからはストリートフォトに専念するも、1972年頃から生活が乱れ始め、写真家としての活動を停止する。ホームレス状態を経験する時期を経て、膵臓がんのため49歳で他界する。
アーネスト・コール《人種隔離を示す標識。南アフリカ》1960年代 © Ernest Cole / Magnum Photos ピーター・ヒューゴ Pieter Hugo
1976年、ヨハネスブルグ生まれ。ケープタウンを拠点に活動する写真家。ムゼウ・コレソン・ベラルド、ハーグ写真美術館、エリゼ写真美術館(スイス ローザンヌ)、ストックホルム写真美術館、イタリア国立21世紀美術館(MAXXI) など、多くの機関で大規模な個展を開催している。2008年には、アルル国際写真祭のディスカバリー賞とKLMポール・ハフ賞の両方を受賞。2012年にはドイツ銀行写真賞のショートリストに選出され、2015年にはプリ・ピクテの最終候補に選出される。
ピーター・ヒューゴ《Sophie on the winter solstice, Nature’s Valley》2020年 © Pieter Hugo -
森山大道「A Retrospective」

Photo: ©️ Daido Moriyama Photo Foundation モレイラ・サレス研究所(ブラジル)のチアゴ・ノゲイラがキュレーションし、森山大道の全体像を見渡す回顧展を開催します。本展では、京都市京セラ美術館という特別な空間に合わせ、新たに構築されます。ノゲイラは、森山の芸術的な歩みを決定付けてきた無数の雑誌や出版物に特別な焦点を置き、本展では森山の代表作の多くが生まれたフォトエッセイ、伝説的な雑誌『プロヴォーク』への寄稿、そして写真に根本的な問いを投げかけた画期的な写真集『写真よさようなら』(1972)といった軌跡が含まれる予定です。

Photo: ©️ Daido Moriyama Photo Foundation アーネスト・コール「House of Bondage|囚われの地」

© Ernest Cole / Magnum Photos アーネスト・コールによる『House of Bondage|囚われの地』(1967) は、アパルトヘイトの実態を世界に明らかにした最初期の写真集です。特筆すべきは、それが「黒人」写真家自身の視点から、黒人の経験を初めて提示する出版物だったことでしょう。1966年、コールは南アフリカを逃れニューヨークヘ渡ります。翌年に『House of Bondage 』を刊行したことで、彼は母国への永続的な入国禁止措置を受けました。今日でもこの写真集は、アパルトヘイトを告発した最も影響力のある記録のひとつとして位置づけられ、その暴虐の実態を世界に暴き出した作品として高く評価されています。
本展では、コール自身が撮影した写真、雑誌の表紙、そして彼が残した個人的なノートを展示します。構成は、彼のオリジナルの写真集に沿い、15のテーマに分けられています。日本で初めて紹介されるこの大規模な展覧会は、コールが遺した揺るぎない誠実さと、その遺業に触れられる、またとない機会となるでしょう。(Supported by Cheerio, In collaboration with Magnum Photos)
© Ernest Cole / Magnum Photos ピーターヒューゴ「What the Light Falls On|光が降りそそぐところ」

ピーター・ヒューゴ《Sophie on the winter solstice, Nature’s Valley》2020年 © Pieter Hugo 本展では、ヒューゴの初期のプロジェクトで注目された明確なテーマのもとに構築されたヴィジュアル・エッセイの形式から、より自由なアプローチが取られています。20年以上にわたって向き合ってきたこのシリーズでは、ポートレート、風景、静物が交差し、経験と情動のありようについての対話的で個人的な省察へとつながっています。
この作品群の中心には、死に対する思索があります。冒頭には娘の誕生の瞬間が登場し、最後には亡き父の臨終の姿が収められています。ヒューゴはこう語ります。「これは中年期と結びついたものなのです」と彼は言います。「肉体的にも精神的にも柔らかくなっていくこと、美と悲劇、残酷さと優しさ—これらが繰り返される生命の循環のことでもあるのです。哲学者セネカが簡潔に述べたように、『あらゆる新しい始まりは、別の始まりの終わりから生まれる』のです」
ピーター・ヒューゴ《Sophie on the winter solstice, Nature’s Valley》2020年 © Pieter Hugo -
エキシビジョンツアー「A Retrospective」

©️ Daido Moriyama Photo Foundation 森山大道による展覧会「A Retrospective」の作品解説を、本展覧会のキュレーター、チアゴ・ノゲイラが会場にて行います。
日時:2026年4月18日(土)13:00〜14:00
会場:本館 南回廊 2階
詳細:こちら(KYOTOGRAPHIE公式サイト)
©️ Daido Moriyama Photo Foundation エキシビジョンツアー「囚われの地」

アーネスト・コール《人種隔離を示す標識。南アフリカ》1960年代 © Ernest Cole / Magnum Photos アーネスト・コールによる展覧会「囚われの地」の作品解説を、本展覧会のキュレーター、アンドレア・ホルツヘルが会場にて行います。
日時:2026年4月18日(土)15:30〜16:30
会場:本館 南回廊 2階
詳細:こちら(KYOTOGRAPHIE公式サイト)
アーネスト・コール《人種隔離を示す標識。南アフリカ》1960年代 © Ernest Cole / Magnum Photos South Africa In Focus シンポジウム 「自由の音色:アートと音楽はどのようにアパルトヘイトに抗ったのか」

日時:2026年4月19日(土)13:30〜15:30(13:00開場)
会場:東本願寺視聴覚ホール(新参拝接待所)
詳細:こちら(KYOTOGRAPHIE公式サイト)

